マネジメント

2025.05.29

【月10万円が資産2400万円に!?】フリーランス脱出!「ストック型起業」で自由を手に入れろ

S&K Holdings

フリーランスや起業を考えている方がまずぶつかるのが「毎月の売上をどうするか?」という悩みです。しかし、稼ぐことに追われるあまり、知らぬ間に疲れ果て、時間も体力も消耗してしまいます。

そんな時こそ考えてほしいのが「ストック型の仕事」です。目先の利益(フロー型)を追うより、積み重ね型の仕組み(ストック型)を作るほうが、会社の価値を何倍にも高められる可能性があります

この記事では飲食店の例をもとに、どんな仕事が「会社の価値」を高めるのか、そして起業家が目指すべき働き方について解説します。

この記事はVoicyの「No. 310 起業家なら仕事はストック型に集中しろ」を基に執筆しています。

【起業の分かれ道】ストック型vsフロー型!5年後の自由度を決める仕事選び

まずは言葉の整理から始めましょう。

フロー型の仕事」とは、その場限りの売上を生む仕事です。たとえば、イベントで商品を販売したり、クライアントから単発案件を受けるようなスタイルです。

一方、「ストック型の仕事」とは、繰り返し収益を生む仕組みをつくること。サブスクや店舗の多店舗展開などが代表例です。

一見すると、どちらも「稼ぐ」ための手段ですが、長期的な視点で見ればストック型の方が圧倒的に資産価値を高めやすいことがわかります。なぜなら、会社の評価は「どれだけ継続的に利益が出るか」で決まるからです。

マクドナルドに学ぶ!1店舗の改善より多店舗展開が圧倒的に有利な数学的根拠

具体的な例として、月に10円の利益を生むハンバーガーショップを考えてみましょう。年間の利益は120円。仮にマクドナルドのようにPER(株価収益率)が20倍とすれば、この店の会社価値は2400円になります。

仮にあなたがこの店の経営者で、週に1日だけ売上を2円増やしたとしても、会社の価値は28円しか上がりません。一方、銀行から1,000円を借りて、もう1店舗開いたらどうなるか?利息を差し引いても、会社の価値は一気に1800円もアップするのです。

この差こそが、「売上」より「仕組み作り」に集中すべき理由です。

【お金を生む仕組み】ブログ・YouTube・アプリが「働かない収入」を作る秘密

起業家がフロー型の仕事に偏りがちなのは、「今月の売上をなんとかしなければ」という焦りからです。

しかし、それではいつまでたっても「働いた分しか手に入らない」状況から抜け出せません。

ストック型の仕事は、積み上がった分だけ将来の自分を助けてくれます

  • フロー型:お金を使う仕事
  • ストック型:お金を生む仕事

どちらを優先するかで、5年後のあなたの自由度は大きく変わってきます。

たとえば、ブログやYouTube、店舗の多店舗展開、アプリ開発などはすべてストック型の仕事。最初は時間もお金もかかりますが、一度仕組みができてしまえば、あなたが寝ている間にも価値を生み続けてくれます

月10万の利益が何千万円の価値に?投資家が注目する「お金を稼ぐ装置」の作り方

ストック型の仕事に集中すべき最大の理由は、創業者自身が「株主」だからです。

会社の価値が上がれば、そのまま自分の資産が増えることを意味します。これはサラリーマンにはない、起業家だけの特権です。

会社が月10万円の利益を出しても、それがそのままあなたの収入になるわけではありません。

その「仕組み」があることで、投資家や買収先が何百万円、何千万円の価値を感じてくれるのです。まさに「お金を稼ぐ装置」を作っている感覚に近いですね。

この発想を持てるかどうかで、起業後の成長スピードや戦略が大きく変わってきます。短期の利益より、長期の価値に目を向けましょう。

まずは「ハイブリッド型」で始めよう

ただし、理想論ばかりでは食べていけません

実際に起業したての時期は、生活費を稼ぐためのフロー型と、将来のためのストック型の仕事を「両方回す」必要があります。最初は地道な営業やアルバイト的な業務で生活を支えながら、空いた時間でブログを書いたり、サービスの仕組みを作ったり、地道な積み重ねが求められます。

この時期はしんどいかもしれませんが、少しずつストックが積み上がることで、やがてフローに頼らない日が来る。

その希望を信じて行動する人が、未来の自由を手にします。

まとめ:自分が働かなくても利益が出る仕組みをつくろう

起業の本質は「自分が動かなくても価値を生む仕組み」をつくることです。

最初はフロー型の仕事に頼らざるを得ないかもしれませんが、少しずつでもストック型に移行する意識を持ち続けましょう。そうすることで、5年後、10年後の自由度がまるで違ってきます。

今日の選択が未来の働き方を決めます。だから今、仕組み作りに目を向けましょう。

今日のワンポイント英語スラング:Party

今回のスラングは「Party」。名詞としての意味はそのまま「パーティー」ですが、動詞で使われると「マリファナを吸う」という意味になります。

例えば「Do you wanna go to a party?」なら「パーティー行かない?」ですが、「Do you wanna go party?」と言うと「吸いに行かない?」という、まったく違う意味になるので要注意。英語圏では州によって合法な場合もあるため、意味の違いを知っておくと会話中の誤解を避けられます。

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