マインド

2025.06.25

成功者がトラブル続出でも動じない理由とは?「うまくいかない前提」で成果を出す仕事術

S&K Holdings

海外旅行中の予期せぬトラブル。思い通りにいかない日々。

そんな経験は、誰にでも起こりうるものです。特にビジネスやスタートアップの現場では、計画通りに進まないことの方が圧倒的に多いもの

そこで重要になるのが、「うまくいかないことを前提に備える」というマインドセットです。

本記事では、海外でのトラブルを例に挙げながら、困難に対して前向きに構えるための心構えや、スタートアップにおける実践的なヒントを紹介します。

この記事はVoicyの『No. 324 うまくいかない事を前提にする』を基に執筆しています。

なぜ「起こるはずがない」ことが現実になるのか?海外トラブルの法則

筆者が今回体験したのは、イタリア・フィレンツェでのパスポート盗難。その後、ローマの日本大使館で再発行するために数時間の移動と4時間の手続きが必要でした。さらに大きな問題となったのは、パスポートと共に消えたドバイの就労ビザ。

再発行には日数がかかり、予定していた帰国が1週間以上も遅れることに。

このように、海外では「起こるはずがない」と思っていたことが、容易に現実になります。旅行だけでなく、出張やビジネスの現場でも同じ。予測不能な事態にどう備えるかが、成果を大きく左右します。

なぜ「想定済み」マインドが事業継続の鍵を握るのか?

うまくいかないことを前提とする考え方は、スタートアップにおいても極めて重要です。理想の事業アイデアがあり、仲間もいて、資金も調達できたとしても、現実にはさまざまな問題が次々に起こります。

  • 顧客が思うように集まらない
  • 予算が足りない
  • 仲間との意見が食い違う

こうした「予定外」が日常です。そこで試されるのが、精神的な柔軟性と準備力。思い通りにいかないことを「想定済み」として受け入れられるかどうかが、長く事業を続けられるかどうかを左右します。

キャッシュが尽きる=死活問題!スタートアップが持つべき2つの余裕

現実的な備えとして、資金の準備はやはり欠かせません。今回の旅でも、帰国が遅れたことで余分な出費が発生しました。これは笑い話で済まされる範囲でしたが、出張やスタートアップ経営となれば、キャッシュが尽きることは死活問題です。

だからこそ、「うまくいかないことは前提」と捉え、余力を持った資金計画をしておくことが求められます。精神的にも同様に、「うまくいかなくても仕方ない」と割り切れる心の余白が、立ち直るスピードを早めてくれるのです。

【成功確率UP】一つの失敗で終わらない人の「挑戦の回数」戦略

どれだけ準備をしても、すべてのリスクを想定し尽くすことは不可能です。だからこそ、最終的に頼れるのは「行動の量」です。失敗しても、また別の打席に立てるかどうか。挑戦の回数そのものが、成功確率を高める最大の要因になります。

特にスタートアップにおいては、一つの失敗が終わりではありません。うまくいかなかった経験を糧に、次の一手をすぐに打てる準備こそが、勝ち筋を引き寄せる力になるのです。

まとめ:予定外に動じない人になる方法【心の余裕と現実的準備のバランス術】

人生も仕事も、思い通りにはいかないもの。それを前提にしたうえで、どう備え、どう動くかが重要です。

海外でのトラブルやスタートアップの不確実性は、その縮図とも言えるでしょう。

だからこそ、「うまくいかないことは前提」と割り切り、心の余裕と現実的な準備を持つことが、最も強い戦略になります。予定外に動じず、次の一手を打ち続ける姿勢が、結果的に成功へとつながるのです。

ワンポイント英語スラング:Whopping

今回のスラングは「whopping」。これは「非常に大きい」「桁違いに」といった意味で、数字やサイズを強調する際に使われます。

例文: “That train is a whopping 300 meters long.”「なんと300メートルもある電車だよ」

この表現では、驚きが伝わります。広告や日常会話でもよく使われる、誇張表現の一種です。

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