
マインド
2025.04.24
【数字で考え、心で決める】もう迷わない!成功者が実践する意思決定メソッドとは?
S&K Holdings
「この選択、本当に正しいのか?」
大きな決断を迫られたとき、多くの人は不安に揺れます。そんな迷いを断ち切るヒントが、成功者たちの“ある共通点”にあります。
それが「数字で考え、心で決める」という考え方です。
データや数字で冷静に問題を見極めつつも、最終的には“自分の感情”に素直になる。
この2つの観点を掛け合わせることで、納得感のある選択ができるようになります。
一見感覚的なマインド論に思えますが、実は本質を突いた実践的な考え方です。
今回は、なぜ数字と心のバランスが大切なのか、どう使えばいいのかを具体的に解説します。
この記事はVoicyの「No. 300 数字で考え、心で決める」を基に執筆しています。
億を動かす人の視点「数字で考え、心で決める」

ある日、福岡で投資家の方とお会いし、商談後に話題に出たのが「どうやって投資を決めるか?」という問いでした。彼の答えは実にシンプルでした。
「数字で考え、心で決める」
この一言に、成功者の判断の本質があると感じました。
「数字で考える」というのは、単に電卓を叩くことではありません。
たとえば、投資であれば以下のような点を見ます。
- そのビジネスの市場規模や成長性
- 最悪ケースと最高ケースの収益幅
- 潜在的なリスクとそのインパクト
この分析を通して、「この事業にお金や時間を注ぐに値するか?」という土俵に乗せるわけです。
感情の前に、まずは事実で損得を見極めることが大切です。
これは投資だけに限らず、採用、人事、マーケティング、あらゆる意思決定にも当てはまります。
ジョブズも信じた「心の声」の正体【最終決断を左右する内なるコンパス】

「数字で損得は見えたとしても、納得できない」こうした場面は多々あります。
以下のように利益は同じくらいのビジネスが2つあれば、皆さんはどちらを選びますか?
- 誰でもできる退屈な仕事
- 「なんとなくこっちの方がワクワクする」「この人と仕事がしたい」と思える仕事
後者を選択することが、心で決めるということです。
スティーブ・ジョブズもスタンフォードのスピーチでこう語っています。
「自分の心と直感に従う勇気を持て。心と直感は、自分が本当に何者になりたいかを知っている。」
論理と感情のバランスがあってこそ、納得できる決断ができます。
失敗しない意思決定の方程式:数字×直感=最適解

数字でしか判断しないと、確実性はあるかもしれませんが、情熱を失いがちです。
心だけで決めると、直感は働いても、現実とのズレで失敗しやすくなります。
①まず数字で考え、②納得のいく選択肢に絞った上で、③心に問いかけて決断する。
この順番が大切です。
数字は地図、心はコンパス。両方あって初めて、正しい道を選べます。
答えのない時代の選択術|トップビジネスパーソンが実践する3つのアプローチ

日常でこの思考法を取り入れるためには、以下の3ステップを意識してみてください。
- まず数字を出す(収益、コスト、工数など)
- YES/NOで迷ったら、心が動くかを自問する
- 最後に「やりきれるか?」を自分に問い直す
たとえば転職や起業、サービス開発などは、正解のない選択です。
だからこそ、数字で現実を把握し、心で未来を描くことが鍵になります。
数字も大切ですが、自分の心に従う姿勢も忘れないでください。
まとめ:人生とビジネスを一段上げよう!数字×直感で手に入れる「納得の決断力」

何かを選ぶとき、迷ったとき、悩んだとき、まずは数字で考えてみてください。
そのうえで、自分の心がどう感じるかを大切にすることで、納得のいく選択ができるはずです。
あなたの次の決断が、より良い未来につながることを願っています。
ワンポイント英語スラング:「Scumbag」
今日のスラングは「scumbag(スカムベーグ)」です。
これは元々、「scum(アク、カス)」という単語に、「bag(袋)」がくっついた形ですが、スラングとしては「最低なやつ」「道徳的に腐った人」というニュアンスで使われます。
- What a scumbag!(あいつ本当にクズだな)
- He’s such a scumbag, cheating on his taxes.(税金をごまかすなんて、ほんと最低)
かなりキツめの表現なので、使う場面は要注意。ドラマや映画などではよく耳にしますが、日常会話では避けたほうが無難かもしれません。