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2025.07.09

未知への挑戦こそ最強のキャリア戦略!“なんとかする力”を伸ばすシンプルな方法とは?

S&K Holdings

計画通りに進まない。やったことのない課題が目の前にある。

「誰も教えてくれないのに、なんとかしなきゃいけない」。そんな状況に立たされた経験、あなたにもありませんか?

起業家だけでなく、すべてのビジネスパーソンにとって必要なのは「なんとかする力」。

今回は、なんとかする力の意味と鍛え方、キャリアを劇的に変える活かし方を実例とともにわかりやすく解説します。

この記事はVoicyの「No. 327 重要なのはなんとかする力」を基に執筆しています。

なぜ、マネージャーは「なんとかする人」と呼ばれるのか?リーダーに必要な資質

イタリアでパスポートをなくした。ビザの再発行に予想以上の時間がかかった。そんな予測不能な状況でも最終的に前に進めたのは、「なんとかするしかない」という気持ちと行動の積み重ねがあったからです。

英語で言えば、“Manage”という動詞がまさにそれ。つまり、「マネージャー」とは“なんとかする人”のことです。

トラブルや逆境を乗り越えながら結果を出す。これこそが現代のビジネスリーダーに求められる資質です。

【起業家の現実】マニュアルなき道を歩む「未知への挑戦」で身につく力

企業活動には明確なマニュアルがありません。どの一歩も、誰かが先に試して成功を保証してくれるような道ではなく、まさに“未知への挑戦”の連続です。市場は常に変化し、顧客のニーズも揺れ動くなかで、経験のない課題に直面し、前例のない決断を求められます。ノウハウの蓄積がない、新規事業ゆえの資金不足、チームビルディングの困難さ。起業家は、日々これらの問題に向き合い、「どうすれば乗り越えられるか?」と自問しながら進むのです。

この「なんとかする」という力は、まさに筋肉のようなもの。失敗して学び、改善して挑み直す。このサイクルを繰り返すことでしか鍛えることはできません。一度や二度の成功体験では身につかず、あらゆる角度から問題に向き合い、答えを出し続けた経験の総量が、その人の“筋力”になります。だからこそ、起業の道を選ぶというのは、「問題解決の訓練場に身を置く」という覚悟を意味するのです。

「安全に失敗できる環境」を最大活用する賢いキャリア形成術

「起業する前に、何を準備しておくべきか?」この問いへの最も現実的な答えは、“なんとかする力”を仕事のなかで試行錯誤しながら鍛えることです。サラリーマンとして働いているうちは、ある程度のセーフティネットが存在します。失敗しても責任の範囲は限定的で、最悪でも評価が下がったり、ボーナスが減ったりする程度に留まることが多いのです。

だからこそ、サラリーマン時代は「安全に失敗できる環境」とも言えます。その特性を生かして、あえて難しい案件に手を挙げたり、未知の業務にチャレンジしたりすることで、“なんとかする力”を実践的に身につけるべきです。特に若いうちは、肩書きや立場にとらわれずに動ける自由があります。そのタイミングで多くの「無理かもしれない」に挑み、解決してきた人こそが、起業というフィールドに出たときに、しなやかに困難を乗り越えていけるのです。この視点を持つかどうかで、数年後の成長曲線は大きく変わります。

なぜ簡単には解決できない問題に価値があるのか?「はぐれメタル」の法則

RPGゲームに登場する「はぐれメタル」のように、簡単には倒せないけれど経験値が高い問題に直面したときこそ、成長のチャンスです。

「これは無理だ」と思ったとき、その一歩を踏み出せるかどうか。その積み重ねが、“なんとかする力”を真に自分のものにする道なのです。

まとめ:完璧な計画より大切なもの【未知の状況に挑む勇気が未来を変える】

今回のまとめです。

  • 未知の課題に立ち向かう姿勢が「なんとかする力」を育てる
  • この力は、挑戦と失敗の“筋トレ”によってしか身につかない
  • 起業は「問題解決の訓練場」──経験の総量が価値を生む
  • サラリーマン時代は「安全に失敗できる貴重な期間」
  • 難しい課題=“はぐれメタル”は、成長の最大チャンス
  • 完璧な計画より大事なのは、「なんとかする」行動の連続

今ある手札で最善を尽くす。その経験の積み重ねが、あなたの未来を切り拓いていきます。

さあ、目の前の問題を“倒す”準備はできていますか?

ワンポイント英語スラング:No Backsees

今日のスラングは「No Backsees」。これは子ども同士の遊びやゲームで使われる表現で、「一度決めたことはやり直しなし」「後戻り禁止」という意味です。たとえば、「OK, you promised. No backsees!(約束したんだから、もう取り消しなしだよ!)」のように使われます。大人が冗談まじりに使う場面も増えており、軽妙なやり取りにぴったりです。

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