
新規事業アイデア
2025.03.04
商品開発の罠!「作りたいもの」ではなく「求められるもの」を提供する秘訣
S&K Holdings
ビジネスを成功させるために、あなたは「売る」ことばかりに集中していませんか?
実は、多くの事業者・企業がこの視点でつまずいています。
本当に重要なのは、「欲しい人を探す」ことです。
今回は、ニーズがある市場に対して適切な商品やサービスを提供する事の重要性について解説します。
この記事はVoicyの「ビジネスは「売る」ではなく、「欲しい人を探す」方がうまくいく」を基に執筆しています。
「売る」ことに固執すると失敗しやすい理由

ビジネスを始める際、多くの人が「自分のアイデアを世の中に広めたい」「素晴らしい商品だから絶対に売れるはず」と考えがちです。
しかし、これはプロダクトアウト(自社が作りたいものを作って売る)という考え方で、マーケットイン(市場のニーズに合わせる)とは対極にあります。
例えば、環境に優しいペットボトルの商品を考えてみましょう。
「地球にやさしい素材で作られている」と言われれば、ほとんどの人が「良いことだ」と感じます。しかし、実際にそれが30円高かった場合、どれだけの人が本当に購入するでしょうか?
「環境に配慮すること」は賛成しても、日常生活でその価値を優先する人は少数派です。つまり「消費者が本当に解決したい問題ではなかった」というケースに該当します。
このように、「売る」ことを最優先にしてしまうと、本当に必要としている人がどこにいるのか分からないまま、労力を浪費してしまうリスクがあります。
「欲しい人を探す」ことで成功率が上がる【マーケットインの本質】

ビジネスで大事なのは、「この商品が売れるかどうか」ではなく、「誰がこの商品を本気で求めているか」を見極めることです。
例えば、ダイエット関連の商品を販売するとしましょう。
「このサプリを飲めば痩せます!」とアピールするよりも、「現在ダイエットに困っていて、切実に解決策を探している人」に向けて提供する方が、購入につながりやすいのです。
欲しい人を探すために、以下のポイントを押さえましょう。
ポイント①:市場リサーチを徹底する
市場リサーチとは、単にトレンドを追うだけでなく、消費者が抱える本当の悩みを理解することが目的です。
SNSや口コミをチェックする際は、具体的なキーワードで検索し、どのような問題意識があるのかを把握しましょう。
また、競合商品に対するレビューを分析し、不満点や未解決の課題を探ることも有効です。
ポイント②:ターゲットを明確にする
ターゲット設定を誤ると、どれだけ魅力的な商品でも見向きもされません。
性別、年齢、ライフスタイル、価値観といった具体的な要素を細かく設定し、「誰に向けて提供するのか」を明確にすることが重要です。
ペルソナを詳細に設定することで、マーケティング戦略や商品の打ち出し方がより効果的になります。
ポイント③:実際に話を聞く
ターゲット層を正しく理解するためには、机上のデータだけでは不十分です。
実際に消費者の声を聞き、本当に求めているものが何かを探ることが重要です。アンケートを取るだけでなく、SNSやオンラインフォーラムでの会話に参加し、リアルな意見を集めるとより効果的です。
また、ターゲット層の代表者と直接対話し、「何にお金を払ってでも解決したいと思っているのか」を深掘りしてみると、新たなビジネスチャンスが見えてくるかもしれません。
セールスはNG!「探す」姿勢でビジネスを進めろ

「売る」という発想では、どうしても営業活動に力を入れすぎてしまいがちです。しかし、「探す」姿勢に変えることで、無理なくビジネスを展開できます。
例えば、オンラインで手作りアクセサリーを販売するとしましょう。
「安くてかわいいアクセサリーがあります」と宣伝するよりも、「金属アレルギーの人でも安心してつけられるアクセサリー」として、アレルギーに悩む人たちをターゲットにする方が効果的です。
こうすることで、「探していたのはこれだ!」という人が自然と集まり、販売の成功率が高まります。
ニーズがない場合はピボット(方向転換)も視野に

ターゲットを見つけることが大切ですが、そもそも「欲しい人がいない」こともあります。
その場合は、無理に売ろうとせず、柔軟に戦略を変える(ピボットする)ことも必要です。
- 商品の仕様を変えてみる
- ターゲット層を変更する
- 価格帯を調整する
成功するビジネスの多くは、最初のアイデアに固執せず、市場の反応を見ながら方向転換しています。
例えば、スターバックスも最初はコーヒー豆の販売をしていましたが、顧客のニーズに応える形で「カフェ事業」にシフトしたことで大成功しました。
ピボットについて知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
まとめ:マーケットインで困っている人を探してビジネスを起業しよう

ビジネスは「売る」のではなく、「欲しい人を探す」ことが成功のカギです。
ニーズを的確に捉えた上で商品やサービスを提供すれば、無理なく売上を伸ばすことができます。
- 「売る」ことに固執せず、誰が本当に求めているのかを探す。
- 市場リサーチを徹底し、ターゲットを明確にする。
- 実際に消費者の声を聞き、求められる商品を提供する。
- ニーズがなければ方向転換も考える。
これらのポイントを押さえて、プロダクトアウトだけではなく、マーケットインの方法を模索していきましょう。
ワンポイント英語スラング:LARD ASS
「LARD ASS」はアメリカのスラングで、「デブ」や「太った人」を指す侮辱的な言葉です。
「lard」は豚の脂身を意味し、それに「ass(お尻)」が組み合わさっています。
- Stop being a lard ass and come play soccer!(デブみたいなこと言わずにサッカーしようぜ!)
このスラングは非常にオフェンシブ(攻撃的)なので、特にアメリカでは使わない方が無難です。
英語圏の映画やドラマで見かけることはありますが、実際の会話で使うと相手を怒らせる可能性が高いので注意しましょう。