
マインド
2025.04.16
【サイコロ理論】99.9%成功する方法は「挑戦回数」にあった?数学が証明する最強の方程式
S&K Holdings
「起業はギャンブルだ」と言われることがあります。でも本当にそうでしょうか?
成功と失敗を運任せにせず「試行回数」で勝負すれば、話はまったく変わってきます。これは精神論ではなく、数字が証明しています。
今回は「なぜ何度も挑戦することが成功への近道なのか」をわかりやすく解説します。
新しいことに踏み出したいけれど迷っている方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
この記事はVoicyの「No.294 何度もチャレンジすると数学的に率が上がる」を基に執筆しています。
【サイコロ理論】10回挑戦すれば必ず勝てる理由とは?

サイコロ理論とは、挑戦を重ねるだけで、成功のチャンスを自然と引き寄せることができるという考え方です。
新しい挑戦が怖く感じるのは自然なことです。とくに起業や新規事業のようなリスクのある行動では、「失敗したらどうしよう」と不安になるのも当然です。
挑戦は一度きりではありません。何度もチャレンジすれば、成功確率は数学的に確実に上がります。
たとえば、サイコロで偶数が出たらビジネス成功、奇数が出たら失敗と仮定すると、1回の成功率は50%。
それだけ聞けば、やらない理由も分かります。でも、これを10回試せるとしたらどうでしょう?
統計的に見ると、10回連続で全部失敗する確率は0.1%以下。つまり、何か1つは成功する可能性が非常に高いのです。
成功するために必要なのは、運よりも「試行回数」

「成功には運が必要」とよく言われますが、それは間違いです。それよりも信頼できるのは、試行回数の多さです。
私の経験では、新規事業の3割は失敗に終わります。
でも、6割は生活できるレベルで収益化でき、1割が大きな成功に化ける。仮にその確率で10回挑戦すれば、1回も成功しない可能性は0.001%と非常に低いです。
逆に、10回中どれか1回でも成功する確率は65%。
もちろん、失敗にはコストがかかります。ただし、何も行動しないことで機会損失するよりは遥かにマシではないでしょうか。
行動の数をこなすことが、結果的に近道になります。
諦めた瞬間が本当の敗北!「うまくいくまでやる」が最も確実な成功法

成功者の共通点は、うまくいくまで続けたこと。
才能や運、資金力があるに越したことはありませんが、それ以上に大切なのは「続ける力」です。
最初の挑戦で失敗したとしても、やめなければ失敗率は0%になりません。もう一度トライすれば、可能性が生まれます。
そして、試すたびに経験と知識が蓄積され、試行の質も上がります。
同じ方法を繰り返しても成果は出ませんが、改善を加えながら挑戦を続ければ、成功率は確実に上がります。
GoogleもAmazonも最初のアイデアでいきなり成功したわけではありません。
トライ&エラーの積み重ねが、大きな成果につながっています。
つまり、「あきらめずに試行し続けること」こそが、最も確率の高い成功法だと私は確信しています。
数学的に見ても「数を打つ」が最適解

数字は嘘をつきません。サイコロゲームで成功確率を50%とした場合、10回挑戦して1回も成功しない確率は0.1%未満。これは非常に小さな数字です。
そして現実のビジネスでは、サイコロよりも条件は有利だと考えられます。なぜなら、挑戦ごとに学びが増え、スキルや人脈、視点が広がるからです。
次第に成功率そのものが上がっていく構造です。だからこそ、1発勝負で勝とうとするより、何度も打席に立つ思考を大切にしましょう。
まとめ:「やってみる」を口ぐせにする人が、チャンスを手にする

「自分にはチャンスがない」と感じる人ほど、まずは「やってみる」を口にしてみてください。
最近はコストをかけずに始められる挑戦が増えました。Voicyで音声配信する、noteで思考を発信する、YouTubeで試す…すべて、今日からでも始められます。
そしてその中の1つが、思いもよらぬ結果を生むかもしれません。重要なのは、行動の母数を増やすこと。
「失敗したらどうしよう」よりも「行動しなかったら何も起こらない」という事実のほうが怖い。やった人にしか見えない景色がある。その一歩を、今日から踏み出してみませんか?
今日のワンポイント英語スラング:bloke
イギリス英語でよく使われるスラングに「bloke」があります。意味は「男」「やつ」という感じで、アメリカ英語の「guy」に近いニュアンス。
He’s just an ordinary bloke.(彼は普通のやつだよ)
イギリスのスタンドアップコメディアンRicky Gervais(リッキー・ジャーヴェイス)がよく使うので、気になる方はぜひチェックしてみてください。