
マインド
2025.04.23
【メキシコ人漁師に学ぶ】”いつか”より”今”を幸せにする思考法|先延ばしが幸福を奪う残酷な真実
S&K Holdings
「もっと稼いで、いつかのんびり暮らしたい」
そんな夢を語ったアメリカ人コンサルタントに、メキシコの漁師はこう答えました。
「それなら今、もうやってるよ」
この短いやりとりは、SNSでも話題となった「メキシコ人漁師の話」です。
将来の理想のために今を犠牲にする生き方に、鋭く疑問を投げかけています。
やりたいことがあるのに、「お金が貯まってから」「仕事が落ち着いたら」と先延ばしにしていませんか?
しかし、その「いつか」がやってくる保証はどこにもありません。
この記事ではわたしの人生観を変えてくれた「メキシコ人漁師の話」から、以下の内容を解説します。
- メキシコ人漁師に学ぶ“本当の豊かさ”の考え方
- やりたいことを後回しにすると失われるもの
- 「今できる一歩」の見つけ方
この記事はVoicyの「No. 299 やりたいことをやる」を基に執筆しています。
メキシコの漁師が教えてくれる「本当の豊かさ」の定義とは?

「もっと稼いで、いつかのんびり暮らしたい」
そんな夢を持つ人は多いでしょう。実際、昔の私もそうでした。
しかしあるとき、「今の暮らしでそれができるなら?」と考えるきっかけを与えてくれたのが、SNSでも話題になった「メキシコの漁師の話」でした。
この話では、アメリカのコンサルタントがメキシコの海辺で暮らす漁師に対して「もっと魚を捕って稼いだらいいのに」と提案します。
コンサルタントの理想はたくさんお金を稼いで引退し、のんびりと家族と過ごすこと。ギターを弾いて、ワインを飲みながら、海を眺めるような生活です。
ところが漁師の答えはシンプルでした。
「それなら今、もうやってるよ」
この話は、私たちが「幸せ」を遠い将来のどこかに置いてしまっていることに気づかせてくれます。
豊かさ=お金の量ではありません。
どんな時間を、どこで、誰と過ごすか。その選択が、今すぐできるなら、先延ばしにする理由はないのです。
やりたいことは「お金が貯まってから」じゃなくていい

多くの人が「お金が貯まったら」「時間ができたら」やりたいことに挑戦しようとします。
もちろん、現実的な準備や制限もあります。
しかし、石垣島に移住したときの私のように、意外と今できることがあると気づく瞬間があります。
宇宙旅行や南極探検のような非日常な体験は難しいかもしれませんが、「週末だけ自然に囲まれて過ごす」「在宅で働きながら住む場所を変える」といった暮らしの選択肢は、手の届く範囲にあります。
やりたいことに挑むのに、大きな決断は必要ありません。
自分にとっての小さな理想を叶えることで、日常がぐっと豊かになります
100点を目指さない幸福論|不完全でも「やりたい」を選ぶ勇気

南の島に住んだからといって、毎日が完全なバカンスというわけではありません。
仕事は山積みだし、のんびりする時間が常にあるわけでもない。
しかし、好きな場所に身を置いて、好きな空気を吸って過ごせる時間があるというのは、かけがえのない財産です。
完璧を目指す必要はありません。
「これは自分がやりたかったことだ」と心から感じられる選択が一つでもあると、人生そのものが違って見えてきます。
自分にとって意味があるなら、小さな一歩も立派な挑戦です。できる範囲で「やりたいこと」に向き合ってみてはいかがでしょうか。
まとめ:理想の暮らしは「今、ここ」から始まる【行動が全てを変える】

「やりたいことをやる」というテーマは一見シンプルですが、実はとても奥深い考え方です。
人生はいつ何が起きるか分からないからこそ、先延ばしせずに今この瞬間から「やりたいこと」に取り組んでみる価値があります。
準備が整っていなくてもやってみる。たった一歩でも、人生の見え方や方向が大きく変わるはずです
あなたが「本当にやりたいこと」は何ですか?その第一歩は、今すぐ踏み出せるかもしれません。
ワンポイント英語スラング:「Gaydar」
今日のスラングは「Gaydar」です。
これは「gay(ゲイ)」と「radar(レーダー)」を組み合わせた造語で、「同性愛者かどうかを感覚的に察する能力」を意味します。
あくまで冗談めいた表現で、特にコメディの会話などで使われることが多い言葉です。
たとえばこんな感じで使います。
I knew he was gay — my gaydar is never wrong.(彼がゲイだってすぐわかったよ。俺のゲイダーは外さないんだ)
もちろん実際に使う場面には注意が必要ですが、文化的な背景を知るうえでも興味深い表現ですね。