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2025.10.08

最後は「楽しそう」で決めろ!投資家も実践する成功を引き寄せる意思決定術

S&K Holdings

「新しい事業を始めるべきか」「この案件に投資すべきか」。

ビジネスや人生において、私たちは日々、無数の意思決定を迫られます。データ分析や市場調査を徹底的に行い、論理的な根拠を積み重ねて判断しようと努力する方は多いでしょう。

しかし、情報を集めすぎて、最後にどう決めればいいか分からなくなることはありませんか?

実は、多くの成功者や投資家が最終的に頼りにしているのは、意外にも「楽しそうかどうか」という直感的な感覚です。

本記事では、Voicyの「No. 334 やっぱり最後は楽しそうかどうか」の放送をもとに、この「楽しさ」を基準にすることが、なぜビジネスの成功や豊かな人生に繋がるのかを深掘りしていきます。

なぜ「楽しいかどうか」が最強の判断基準なのか?

事業計画、数値分析、リスク評価。これらは意思決定において不可欠な要素です。しかし、全ての条件をクリアしたとしても、心が躍らない選択は、長期的に見ると良い結果を生まないことがあります。

その理由はシンプルで、心が「楽しい」と感じることにこそ、人は最大のエネルギーを注げるからです。

困難に直面したとき、最後までやり抜く力になるのは、論理の正しさではなく「これをやっていてワクワクする」という情熱です。この感覚は、自分でも予測しなかったような創造性や行動力を引き出し、結果的にプロジェクトを成功へと導きます。

もちろん、これは単なる精神論ではありません。数値分析や客観的な見立てを行うことは大前提です。その上で、最後の最後、複数の選択肢で迷ったときに、自分の心がどちらに惹かれるかを問う。このプロセスが、論理だけでは到達できない、より良い未来への扉を開く鍵となるのです。

投資家たちが明かす「出資の決め手」も同じだった

「この判断基準は、自分だけの感覚かもしれない」と思う方もいるかもしれません。しかし、先日、名だたるベンチャーキャピタリスト(VC)や投資家の方々と話す機会があり、その考えが確信に変わりました。

彼らに「最終的に投資を決めるポイントは?」と尋ねると、全員がこう答えました。

「最後は、その事業が楽しそうかどうかですよ」

彼らは日々、何百もの事業計画書に目を通し、市場の将来性や収益性を厳しく分析するプロフェッショナルです。その彼らが、最終的には「楽しさ」という極めて主観的な指標を重視しているという事実は、非常に本質的だと感じました。

投資は単にお金を出すことではなく、事業が成長するまで起業家と共に歩むパートナーシップです。だからこそ、その旅路が「楽しい」と思えるかどうかは、継続的なサポートの質を左右する重要な要素となるのでしょう。

「楽しい」から成功するのか?成功したから「楽しい」のか?

ここで、ひとつの疑問が浮かびます。それは「楽しんでいるから物事がうまくいくのか、それとも、うまくいっているから楽しいのか」という因果関係の問題です。

結論として、どちらが先かは重要ではなく、この二つは鶏と卵のように密接に結びついています。

  • 「楽しい」という感情が、ポジティブな行動を生み出す
  • ポジティブな行動が、成功の確率を高める
  • 成功体験が、さらなる「楽しさ」とモチベーションに繋がる

この好循環に入ることができれば、ビジネスやプロジェクトは自然と良い方向へ進んでいきます。大切なのは、最初のきっかけとして「楽しむ姿勢」を持つことです。義務感やプレッシャーではなく、心からワクワクできることを選ぶ。

それだけで、成功への道は大きく開けるのです。

人生は一度きりです。どうせなら、自分が「楽しい」と思える選択を積み重ねていきたいものですね。

まとめ:「楽しさ」という羅針盤を信じて、未来を切り拓こう

ビジネスにおける意思決定は、複雑で難しいものです。しかし、どんなに多くのデータや情報を集めても、最終的に道を照らしてくれるのは、あなた自身の「心が躍るかどうか」という感覚なのかもしれません。

  • 論理と数値で選択肢を絞り込む
  • 最後は「どちらが楽しそうか」で決断する

このシンプルな二段階のプロセスが、あなたを後悔のない選択へと導いてくれます。投資のプロフェッショナルたちが実践するように、あなたも自身の内なる声に耳を傾けてみませんか?

「楽しさ」という羅針盤を信じて一歩を踏み出せば、きっと想像もしていなかったような素晴らしい未来が待っているはずです。

ワンポイント英語スラング:Blow

今日のワンポイントスラングは「Blow」です。

これは通常「吹く」という意味の動詞ですが、スラングでは「コカイン」という麻薬を指す名詞として使われます。 きっかけは、ジョニー・デップ主演の『ブロウ』という映画を久しぶりに観たいと思ったことでした。 この映画は、1970年代にコカインの密売で莫大な富を築いた実在の人物の生涯を描いた名作です。

日常生活で使う機会はほとんどありませんが、映画や音楽の歌詞にはよく登場します。ハードなドラッグを指す言葉なので、知識として頭の片隅に置いておく程度が良いでしょう。

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