マインド
2025.02.04
「面白そう!」からだった?ドバイ進出の決断に隠された理由
S&K Holdings
「ドバイに会社を移そうと思うんだけど」と言われたら、あなたはどう感じますか?
実は私も複数の事業を運営する中で、そのうちの一つをドバイに移転することを検討しています。
きっかけは、税制やインフラが整っていることなどビジネス的な要素もありますが、実を言うと最終的な判断を後押ししたのは「面白そう」という直感的な気持ちでした。
ビジネスの現場では「面白さ」という感覚が行動力を生み出し、成長のエネルギーとなることがよくあります。
本記事では、Voicyの「No. 262 面白いかどうかで判断する」というラジオをもとに、この視点がどのように成功や成長に結びつくのかを具体例を交えて解説していきます。
面白さを判断基準にする理由
なぜ「面白いかどうか」が判断基準として重要なのでしょうか?
その答えは、心が動く「ワクワク感」が行動力を引き出すからです。行動力は新たな経験を通じて成長や成果をもたらします。
例えば、私(瀬沼)は初めてマラソンに挑戦する際、「面白そう」という理由だけで鹿児島の指宿マラソンにエントリーしました。
結果として、走り終えた後に筋肉痛で苦しみましたが、それでも「次も挑戦したい」という気持ちが湧き上がったのです。
この「面白さ」とは単なる笑いを指すものではなく、未知の世界に飛び込む期待感や挑戦する意欲を意味します。
人は新しいことに挑戦するとき、自然とモチベーションが高まり、長期的な成果を生み出しやすくなります。
だからこそ、「面白いかどうか」はビジネスにおいても大切な視点となるのです。
リスク管理があれば「面白い挑戦」は武器になる
とはいえ、「面白そう」という理由だけで無謀に突っ走るのは危険です。
私も判断する際にはリスクマネジメントを重要視しています。
例えば、マラソンのように最悪でも筋肉痛や体の痛み程度で済むとわかっている場合なら、気軽に挑戦できます。
しかし、これが命に関わるリスクを伴う場合は、慎重に検討するのが当然です。
ビジネスでも同様に、リスクを想定しておくことで、挑戦がリスク以上のリターンを生む可能性があります。
「最悪の結果」をあらかじめ見積もり、それが許容範囲内であれば、安心して挑戦することができます。
事例:ドバイ進出を決めたのは、期待感が未来を拓くから
現在、私は複数の事業を展開していますが、そのうちの一つをドバイに移すことを検討しています。
ビジネス的なメリットも多く、税制やインフラの整備、多国籍企業とのネットワーク構築など、移転を後押しする要素は数多くあります。
しかし、最終的な決断に至った一番の理由は、「ドバイ進出が面白そうだ」という感情でした。
未知の市場で新しい挑戦をするワクワク感が、私にとっては大きな判断材料となったのです。
現地で活動する企業家たちと話すうちに、「新しい市場で何かを始めること自体が魅力的だ」と強く感じました。
もちろん、移転にはコストや市場適応のリスク、法的手続きといった課題もありますが、それらを許容できると判断したうえでの決断です。
このように、ビジネスの成長においても「面白い」という感覚が、重要なモチベーションの一つとなるのです。
とりあえず挑戦!成功を呼び込む「タイミング」とは
「とりあえずやってみる」という姿勢は、予想外の成功を引き寄せることがあります。
シリコンバレーの成功事例を研究したビル・グロス氏は、企業の成功要因として「タイミング」が最も重要であると指摘しています。
優れたアイデアや資金があっても、適切な時流に乗れなければ成功は難しいというのが現実です。その具体例は以下の記事で解説しています。
未来を正確に予測することは誰にもできません。しかし、行動を重ねることで、良いタイミングに巡り会う可能性が高まります。挑戦し続けることが、成功を呼び込む秘訣と言えるでしょう。
まとめ:「面白い」を基準にして、成長とチャンスを引き寄せよう
「面白いかどうか」という視点は、単なる気まぐれではありません。これは、モチベーションを高め、長期的な成果を生み出す重要な基準です。
新しい挑戦にはリスクが伴いますが、最悪の結果を想定し、それが許容範囲であれば、思い切って行動することで新たな成長やチャンスを手にすることができます。
迷ったときこそ、あなたも「面白い」と感じる方を選んでみてはいかがでしょうか?
きっと、予想もしなかった未来が待っているかもしれません。
ワンポイント英語スラング:Whitewashed
「whitewashed」は、白人文化に染まりすぎた状態を指します。
例えば、アジア系アメリカ人が「ピザとハンバーガーばかり食べてるね」と言われたりする場面で、「「I’m not whitewashed, I just like pizza!(白人っぽいわけじゃなく、ピザが好きなだけ)」なんて返すこともあります。
ただし、「whitewashing」という形にすると、「映画で白人俳優が他の人種の役を演じる」など、ちょっと人種差別的な文脈で使われることが多くなります。
使い方には注意が必要です。