
マインド
2025.04.22
【脱・批判マインド】批判より提案の力!収入と評価を上げる建設的議論術
S&K Holdings
「どうしてあの人は、あんなやり方をするんだ」「現場を理解していない上司がまた…」
このような人の欠点を指摘する声をよく耳にしますが、批判からは何も生まれません。
Voicyパーソナリティ・澤円さんが「人の欠点はバカでもわかる」と語るように、本当に価値ある人とは、そこから何をどう良くできるかを提案できる人です。
この記事では、ビジネスの成功者が実践している建設的な提案をするためのポイントを具体例付きで解説します。
この記事はVoicyの「No. 298 人の欠点はバカでもわかる」を基に執筆しています。
批判マインドが招く”稼げない体質”の正体とは?

欠点の指摘は努力なしに、誰でも簡単にできてしまいます。
否定から入ると相手は防衛姿勢になり、その後の議論が建設的になりません。
単に批判するだけでは問題解決につながらず、時間とエネルギーの無駄になってしまいます。
また、否定的な意見ばかりの環境では新しいアイデアが出づらくなり、チームの雰囲気も悪化します。
批判より提案ができる人が稼げる!建設的議論がもたらす3つのメリット

建設的な議論を心がけることで、私たちの生活やビジネスには多くのメリットがあります。
- 問題解決につながりやすくなる
- 人間関係が良好になる
- 個人の成長につながる
順番に見ていきます。
メリット①:問題解決につながりやすくなる
「ここに課題があるので、こんなふうに改善できると思います」という建設的な提案があれば、具体的なアクションに結びつきます。
例えば、会社の戦略について「現場スタッフへのヒアリングを実施して、その意見を戦略に反映させてはどうでしょうか」と提案することで、実際の改善につながります。
このように、建設的な議論は問題解決のスピードを高めてくれるのです。
メリット②:人間関係が良好になる
否定ばかりの環境では誰も心地よく感じません。
しかし、建設的な意見交換がされる環境ではお互いを尊重し合える関係が築けます。
「それは違う!」と言われるより、「こういう見方もある」と言われたほうが受け入れやすいですよね。
メリット③:個人の成長につながる
建設的な議論を心がけることで、物事を多角的に見る力や問題解決能力が養われます。
「なぜそうなったのか」「どうすれば改善できるのか」を考えることで思考力も深まります。
さらに、組織全体のイノベーション力も高まります。
様々な意見や視点が尊重される環境では、新しいアイデアが生まれやすくなるからです。
【トップコンサルタントも実践】今日から使える!建設的議論を生み出す2つの実践方法

日常やビジネスの場面で建設的な議論を実践するための方法をご紹介します。
- 肯定的な面を見つける
- 「なぜ」を深堀りする質問をする
ひとつずつ見ていきましょう。
方法①:肯定的な面を見つける
どんな意見にも「いや、〇〇だから」「でも、〜〜が問題になるでしょ」と否定から入る人がいます。
「でも」や「しかし」といった否定の言葉から始めると、多くの人はその意見に抵抗感を示してしまうものです。
どんな提案や意見にも必ず良い部分があります。
そのため、まずは、肯定することから始めてみてはいかがでしょうか。
「このアイデアには〇〇という良さがあります。その上で〜」というアプローチが効果的です。
方法②:「なぜ」を深堀りする質問をする
単に「それは違う」と否定するのではなく、「なぜそう考えたのですか?」と質問することも大切です。
そうすれば、相手の思考プロセスをしっかりと理解できます。
「キドリンの法則」は、問題を明確に書き出すことで解決への半分の道のりを進んだも同然という考え方です。
よくある質問:周囲に否定ばかりする人がいる場合はどうするの?

周囲に否定する人がいる場合はどうすればよいのでしょうか。
その場合、その流れに乗るのはやめましょう。
「確かにその課題はありますね。では、どうすれば改善できるでしょうか?」と話題を転換させることが大切です。
影褒めも効果的です。相手の良い点を本人がいない場で第三者に伝えることで、間接的にポジティブな評価を広めることができます。
建設的な議論ができる人になるためには、マインドセットも重要です。
「批判は簡単、創造は難しい」という認識を持ち、批判より建設的な提案を重視しましょう。
また、どんな失敗からも学びを見つける姿勢や、相手の立場に立って考える姿勢も大切です。
まとめ:あなたの価値を10倍にする「建設的提案力」の磨き方

人の欠点を指摘することは誰にでもできますが、建設的な提案ができる人になることで、あなたの信頼もぐっと高まります。
建設的な議論には具体的なメリットがあります。問題解決につながりやすくなり、人間関係が良好になり、個人の成長にもつながります。組織全体のイノベーション力も高まるでしょう。
今日から、欠点を指摘するだけではなく、建設的な提案ができる人を目指してみませんか?
ワンポイント英語スラング:Badonkadonk
最後に、ちょっとユニークな英語表現をご紹介します。今回ご紹介するスラングは「Badonkadonk」です。
これは女性のお尻を表現するスラング表現です。特に丸みを帯びた大きめのお尻を表現する時に使われます。
このスラングは主にアメリカのヒップホップカルチャーから生まれたと言われており、1980年代から90年代の間に普及したと考えられています。音楽やメディアでもたびたび登場し、「She’s got a badonkadonk」(彼女はナイスなお尻をしている)といった使い方をします。
日常会話ではあまり使わない表現ですが、アメリカの映画や音楽を理解する上で知っておくと便利なスラングです。