マインド
2026.02.10
地方都市はチャンスの宝庫!「タイムマシン経営」で石垣島に電動キックボードレンタルを導入した理由
S&K Holdings
「都心では当たり前だけど、地方にはまだないサービス」これを見つけることができれば、地方でのビジネスは一気に加速します。
実は、まさに今日から石垣島の「ユーグレナモール」という場所で、電動キックボードのレンタル事業をスタートさせました。まずはスモールにお試し期間としてのスタートですが、石垣島ではこれまでになかった試みです。
今回は、私がなぜこのタイミングで新事業を始めたのか、その背景にある「タイムマシン経営」の考え方と、地方都市におけるビジネスチャンスの見つけ方についてお話しします。
孫正義氏も実践した「タイムマシン経営」とは?

ビジネスの世界には、ソフトバンクの孫正義氏が提唱した「タイムマシン経営」という有名な手法があります。
これは、アメリカなどの先進国ですでに成功しているビジネスモデルを、まだ導入されていない日本に持ち込んで展開する手法のことです。まるでタイムマシンで未来を見てきたかのように、成功が約束されたモデルを先取りして展開するわけですね。
私はこれを、国単位だけでなく「都市と地方」の間でも活用しています。
- 都心(東京・大阪など)で普及しているサービスを地方都市へ持っていく
- 海外(アメリカ、中国、シンガポールなど)の最新トレンドを地方のニーズに合わせる
地方都市には「まだこれがない」というものが、片っ端からビジネスチャンスとして転がっています。
石垣島での「タイムマシン経営」成功事例

私がこれまで石垣島で作ってきた事業も、実はこの考え方がベースになっています。
フードデリバリー事業と広告代理店
例えば、石垣島で展開しているフードデリバリー事業や広告代理店もその一つです。都心部では当たり前すぎるサービスでも、地方にはまだ浸透していなかったり、競合がいなかったりすることがよくあります。
市場規模に合わせたオペレーションの工夫
もちろん、地方都市は都心に比べて市場規模が小さいため、そのままのモデルでは立ち行かないこともあります。そのため、地方特有の環境をふまえた効率的なオペレーション設計が不可欠です。
今回の電動キックボードレンタルも、まずはスモールに始めることで、石垣島のニーズに最適化させていく予定です。
次に狙うのは「プロスポーツチーム」や「アイリッシュパブ」?

石垣島には、まだ足りないものがたくさんあります。私が個人的に面白いなと思っていて、今後作りたいと考えているのは以下のようなものです。
- プロスポーツチーム
- アイリッシュパブ
これらはすでに十分な市場があると考えられますが、まだ石垣島には存在しません。
「面白いかどうか」という直感も、ビジネスを動かす上では非常に強力なエネルギーになります。投資や想いを持った人が集まれば、こうした事業もぜひ実現させていきたいですね。
情報格差を味方につける:海外に目を向ける重要性

最近はインターネットの発達により、シリコンバレーなどのアメリカの最新情報は日本にもすぐ入ってくるようになりました。しかし、東南アジアや中国で展開されている新しいプロダクトやサービスについては、まだ日本に持ち込もうとする動きが鈍いと感じています。
東南アジアや中国独自の進化を遂げたサービスに触れ、それを日本(あるいは日本の地方都市)にアジャストさせて持ってくることには、まだまだ大きな可能性があります。
海外へ行く機会がある方は、ぜひ「このサービス、日本に持っていけるかも?」という視点で街を観察してみてください。
まとめ:地方の「ない」は「チャンス」の裏返し

新しく事業を始めたいと考えている方は、難しく考えすぎる必要はありません。まずは身近な「東京にはあるけどここにはないもの」や「海外で流行っているもの」を探してみてください。
地方都市は市場規模こそ小さいですが、その分、先行者利益を得やすく、地域に深く根付いたサービスを作ることができます。
「タイムマシン経営」という視点を持つだけで、あなたの住む街がビジネスチャンスの宝庫に見えてくるはずです。
ワンポイント英語スラング:Cut the Crap
今日のスラングは“Cut the crap”です。
直訳すると「うんこを切る」という意味になりますが、ビジネスシーンや日常会話では、「嘘や建前はやめて、本音で話そう」「無駄話はやめて本題に入ろう」というニュアンスで使われます。
例えば、交渉の場でダラダラと世間話が続いている時に、
“Let’s cut the crap and talk business.”(無駄話はやめて、本題のビジネスの話をしよう)
のように使います。映画などでもよく耳にする表現なので、ぜひ覚えておいてくださいね。


