マインド
2026.07.27
自分の「志」を見つける方法とは?思い込みを捨てて自らを洗脳する技術
S&K Holdings
「起業には熱い志が必要」と思われがちですが、最初から明確な大志を抱く人は稀です。
しかし、新規事業の成功に「思い」が不可欠なのも事実。では、その志はどう見つければいいのか?
結論から言うと、志は「見つけるもの」ではなく、行動によって「作るもの」です。
今回は私の経験をベースに、志の「種」を生み出し、自らを洗脳して本物の志へと育てるプロセスをお話しします。
本記事は、Voicyの「No. 352 自分の志を見つける方法」を基に書いています。
志の源泉=「過去の経験」×「自分の好み」×「外部のきっかけ」

志を育てるための第一段階は、その元となる「種」を見つけることです。私の経験上、この種は以下の3つの要素が化学反応を起こしたときに生まれます。
- 過去の経験やこれまでやってきたこと
- 自分の好み(好きなこと・興味があること)
- 外部からの何かしらのきっかけ
自分が歩んできた過去の延長線上にあり、なおかつ自分の好みに合致するもの。そこに外部からの刺激やチャンスといった「きっかけ」がポッと降ってきたとき、「ちょっとこれを始めてみようかな」という小さな種が心の中に芽生えます。
そして、この種が生まれる確率は、あなたの「動く量」に完全に比例します。
心の中に種をたくさん蒔くためには、とにかく打数を打たなければなりません。
- いろんな人に会ってみる
- いろんな場所に足を運び、新しいことを経験する
- 本を読んで知識を蓄える
- セミナーに参加してインプットを行う
こうした打席に立つ回数をどんどん増やし、行動を繰り返していくことで、化学反応のチャンスが増え、志の種が次々と形になっていくのです。
「行動」によって自分を洗脳し、種を大きな志へと育てる

一度心の中に「種」ができたら、次のフェーズはその種を大きく育てて「志」へと昇華させるプロセスです。これこそが、冒頭でお伝えした「自分を洗脳する」という作業にほかなりません。
自分を洗脳するといっても、怪しいマインドコントロールを行うわけではありません。ここでも鍵となるのは、やはり「とにかく動くこと」です。
具体的には、芽生えた種に対して、以下のような行動を徹底的に積み重ねていきます。
- そのテーマに向けて、今できる小さなことから実際に手を付けてみる
- 具体的な事業計画を立てて、数字に落とし込んでみる
- 自分のアイデアや考えていることを、周囲の人に話してみる
特に効果的なのが、「人に話しまくる」という行動です。自分の頭の中にあるアイデアを何度も口に出して他人に説明していると、不思議なことに、語っている自分自身が一番その内容に納得し、熱量を帯びていくようになります。
このように、種の方向性に向けて自ら泥臭く動き続けることで、最初は小さかったはずの種が、だんだんと「自分にとって本当の志」へと変化していきます。動けば動くほど、嘘偽りのない熱い思いが自分の中に定着し、結果として「自らの行動によって、自分自身が洗脳されていく」という状態が作り出されるのです。
まとめ:動いた分だけ、志は強固になる

ここまでの内容をまとめます。
まず、最初から立派な志を探そうとする必要はありません。まずはいろいろと行動を起こしてみることで、志の「種」が見つかります。
そして、その種が見つかったら、今度はその種の方向に向けてさらに動きまくってみるのです。人に話し、計画を練り、実践を繰り返す。そのプロセスの結果として、自分自身が良い意味で洗脳され、気付けばそこには世界を変えるような熱い思いや、ブレない大きな志が確立されています。
「志がないから動けない」のではなく、「動くからこそ志が作られる」のです。まずは小さな一歩から、とにかく動き出してみましょう!
ワンポイント英語スラング「Run-in」
今日のワンポイントスラングは 「Run-in」 です。
「run(走る)」と「in(中へ)」が組み合わさった言葉なので、そのまま文字通り捉えると「駆け込む」といった意味になりますが、スラング(名詞)としては「ケンカ」「言い争い」「もめ事」といった意味でよく使われます。
例えば、以下のように使います。
He had a run-in with his neighbor over the loud music last night.
(彼は昨日の夜、大音量の音楽をめぐって近所の人ともめ事になった。)
「have a run-in with 〜」の形で「〜と衝突する・言い争う」という意味になります。日常会話や海外のニュースなどでも時折耳にする表現ですので、ぜひニュアンスを含めて覚えてみてくださいね。


